お知らせ

【会員の皆様へ】軽度認知障害(MCI)・軽度認知症に対する抗Aβ抗体療法の医療連携体制について

長野市医師会では、抗Aβ抗体薬(レケンビ®・ケサンラ®)による治療を希望される患者さんの診療が円滑に行われるよう、医療連携体制を整備しています。
かかりつけ医の先生方におかれましては、治療を希望される患者さんがいらっしゃいましたら、まず**初期連携施設(リエゾン施設)**へご紹介ください(会員ページの医療機関一覧をご覧ください)。


初期連携施設(リエゾン施設)の役割

  • 他医療機関から紹介された患者さんについて、アルツハイマー病が疑われるか(緩徐に進行する認知症か)、 認知機能が軽度であるか(MMSE 20点以上か)を確認します。
  • その結果をもとに、初回導入施設へ振り分けます。

 初回導入施設の役割

  • 初期連携施設から紹介された患者さんに対し、PETまたは髄液検査で脳内Aβ沈着の有無を確認し、アルツハイマー病かどうかを診断します。
  • 診断結果を踏まえて治療の妥当性を判断し、抗Aβ抗体療法を開始します。
  • 治療開始後、少なくとも6か月間は当該施設で治療を継続します。

 フォローアップ施設の役割

  • 初回導入施設で治療開始から6か月を経過した患者さんを引き継ぎ、以後の点滴治療を継続します。

 

イメージ図.png


 

 

 

 

   

Copyright © Nagano City Medical Association 2019

トップに戻る